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京都に住んでいますが、おすすめの投資マンションの営業電話がかかってくることがあります。どこで個人情報を入手したのかは分かりませんが、これからできる新規事業を考えていたこともあり、担当者が元気いっぱいで物件を紹介してくるので、少しお話を聞いてみました。今までかかってきたのはすべて新築物件の案内でした。大都市の駅前にある立地条件の非常に良い物件です。1300~1600万円くらいのマンションを紹介されました。利回りは4%くらいだとのことです。
確かにその立地なら空室リスクは低いかもしれません。しかし、間取りが単身者向きということで入居者の入れ替わりが激しいことが予想できます。退去時にかかるリフォームも心配になります。
喫煙者のあとはいくら丁寧にクリーニングをしてもにおいが染み付いてしまいます。次の入居者がタバコが大嫌いな人だと、せっかくの入居のチャンスを逃してしまうことになりかねません。また、単身者は生活のリズムが人によっていろいろです。夜勤の方も少なからずおられます。騒音など隣人とのトラブルにも対処しなければなりません。
利回りだけでは判断できない要素も投資物件にはいろいろあります。もっとも利回りだけで考えるなら中古物件の方がお得です。ただし築年数などにもよりますが、次の大規模修繕がいつごろかということや、建物の状態などを見極める目も必要になります。さらにいうと、証券市場に上場されているジェイリートの方が低リスクです。4%程度の利回りが得られる銘柄はいくらでもあります。
電話勧誘で紹介される物件は、確かに魅力的な物件もありますが、営業マンのトークを鵜呑みにすると痛い目に合うかもしれません。不動産投資にもいろいろな手法があります。また、投資判断にもいろいろな手法があります。自分の目的にあった投資になるかどうかをしっかりと判断できるようにしなければいけません。
また電話勧誘の中には悪徳業者がいるかもしれません。セールストークの中で「絶対に儲かる」とか「今ならお得」とか「あなただけ特別」という言葉が出たら要注意です。