区分所有マンションの修繕の足並みがそろわない

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マンション投資には、建物を1棟まるごと所有する方法もありますが、1部屋のみを所有する区分所有という方法があります。区分所有のメリットは低予算でマンション投資を始めることができるということがありますが、修繕に関しての足並みがそろわないという問題があります。

投資用のマンションの区分所有はオーナーはそのマンションに住んでいないことがほとんどです。オーナーによっては、ほとんど現地に行く機会がない場合もあります。さすがに購入するときには内覧するとしても、一度所有した後は管理会社に任せきりになり、維持管理の必要性に気付きにくくなってしまいます。

マンションに限らず、建物はメンテナンスや修理をしていかないとだんだん傷みが出てきてしまいます。自分がそのマンションに住んでいるなら、壁に亀裂が入っているとか、エレベーターが古くなっていて不安だとか、エントランスが暗いから防犯上もっと明るくしてほしいなどいろいろと要望が出てきます。

しかし、その場に住んでいないとその必要性を感じることはありません。それよりも区分所有マンションのオーナーにとって関心があるのは、経費の節約や利回りの向上、空室をなくすことです。

日頃のメンテナンスであれば、管理会社との契約に含まれていたり費用もたいして掛からないので問題にはなりにくいですし、緊急工事も必要だと割り切ることができます。しかし、問題なのは大掛かりな改修工事の場合です。

例えばエレベーターを新しいものに取り換えるためには多額の費用がかかります。今エレベーターが壊れているわけでもないのに、その費用を負担するとなるとかなり抵抗があります。そもそも無関心のオーナーもおられるため、決議にも参加しないということもあります。

建物を良い状態にしておくことで、入居率の向上にもつながるのですが、区分所有のオーナーがそのマンションに住んでいないということで、その必要性が見過ごされてしまうという問題が生じることがあります。